肥満になると、脂肪組織が増えます。
体には、内臓脂肪と皮下脂肪があることをご存じの方も多いでしょう。
腸管の周りの内臓脂肪は、代謝されやすい性質があります。枯渇してしまう可能性のあるブドウ糖のバックアップシステムとして働いています。
皮下脂肪は、消費されにくいものの長期的な栄養の貯蔵に重要です。
これらは、白色脂肪細胞という脂肪組織の仲間です。
栄養の貯蔵を主に担うものです。
一方、褐色脂肪細胞という脂肪組織も存在します。
主に体温を作り出すための〝特殊な〟脂肪組織です。脂肪組織に色々な物があることが遺伝子レベルで明らかになってきました。