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 減塩サミットin呉2012にもお招きして講演していただいたMacGregour先生らが活動する、イギリスに本拠地を置く減塩活動組織World Action on Salt and Health(WASH)が発表した「5 ways to 5 grams」という啓発ポスターがとても良いのでお知らせします。英国で3月の減塩啓発週間に向けてのものです。

 日本高血圧学会は一般の人にも1日食塩摂取量6g未満を推奨していますが、世界では、WHO(世界保健機関)が5g未満を目標としています。この5gに近づけるための5つの方法を提案したものです。個人アプローチと集団アプローチの2枚で構成されていますが、今回は個人アプローチを紹介します。

① 調理に使う食塩を少しずつ減らしましょうー味覚は慣れてきます。

② 食塩の代わりにハーブ、香辛料、ニンニク、かんきつ類を使いましょう。

③ 子供たちに食塩を足す習慣をつけさせないように食卓から食塩を除きましょう。

④ 食品を買う時には成分表示を見て食塩の少ないものを選びましょう。

⑤ 缶詰ではなく新鮮な果物、野菜を食べましょう。

を互いに関係し合う円状に描いたものです。

特に③の子どものところ良いでしょう?

 日本よりも食塩摂取量の少ない英国でも、減塩は国民の健康寿命を延ばし、医療費削減には不可欠としてずっと前から積極的に取り組んでいます。日本人なら特に、分かっているようでも減塩を再認識してください。

Salt-Consciousいたしましょう。

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